野良猫は、別に「絶対飼い猫にならない」とかいう強い決意で野良でいるわけではないのだ。
拾ってくれる人がいたら飼い猫になるのは全く問題がないし、飼い猫に多少のあこがれもある。
とはいえ、野良で特に困ってないし、野良は野良で楽しいし、飼い猫になるためにペットショップに行くにはお金も時間もかかるのだ。
野良猫も餌を探したり昼寝をしたりで忙しいのだ。
そもそも飼い猫になるということがどういうことかもよくわかってないし、ペットショップには血統書付きの自分よりよさそうな猫がたくさんいるし、飼ってくれる人がいるかどうかもわからないのだ。
昔は野良でいると保健所につかまって飼い主を探してくれたり、殺処分されたりしたから飼い猫になることが多かったけど、もうそんな時代でもないので野良でのんきに生きられるのだ
そんなこんなで飼い猫に少しのあこがれを抱きつつ特にペットショップに行かない(なんかの拍子に行くかもしれない)野良猫として生きていくのだ。