2017年7月11日火曜日

男のゆかたの話

そろそろそんな時期ですし、つぎのミスボドは和装特集らしいのでゆかたの話をします。

注意

・独学きものフレンズの個人的な感想です。間違った知識やら何やらがあることがあります

・女性のゆかたはいいもんだとは思いますがそれ以上は知りません

では本編

必要なもの


靴を履くには靴下が必要で、スボンを履くにはベルトがいるように、浴衣を着るにはいくつか必要なものがあります。
なくてもいいものもあります。

必要なもの

・ゆかた  これがなくちゃ始まらない
・帯    角帯でも兵児帯でもいいと思いますが
・腰紐   格安のセットにはないこともありますが、実質必須です
・U首かV首のシャツ 直に着ると着崩れのもとになったり、高速で浴衣がいたみます。私はユニクロのエアリズムを愛用しています

あるといいもの
・ステテコ 浴衣は(ものにもよりますが)意外と透けます。ユニクロのでいいでしょう。
・扇子   涼しい上に格好がつけられます
・手ぬぐい 襟に挟んで前掛けにしたりもできて便利

選択肢のあるもの
・足元   個人的には雪駄とサンダルの二択だと思っています。安い下駄は重いので、指の股がやられます
・かばん  洋装と違ってポケットがないので、手回り品は懐、袂、帯に挟む、手に持つの三択で処理する必要があります。
携帯くらいなら懐なり袂なりに入らないこともないですが、財布は相当コンパクトなものでないと厳しいです。
鞄については金具が少なく、明度か彩度が低いものなら案外洋装用のものでも使えます。
私は無印のポーチにDSやペットボトル入れたりしてます。

かいもの


必要なものの中で、ふだんあまり買わないであろうものについて
・ゆかた   男の和服は基本的に丈(長さ)で買います。幅やら何やらは着るときに多少調節がききます
素材は綿100より麻の入った物の方が涼しいでしょう。気持ち高いけど
色柄は好きなのを買えば良いですが、茶、紺、黒あたりの単色だと襟と足袋を付けて着物っぽくも着れます
4、5000〜10000円ちょいくらいが多いですね

・帯   色柄は浴衣にあわせましょう。とはいえ同色同系統は避けましょうくらいですね。洋装の時のネクタイを選ぶ感覚でいけます
角帯なら素材は綿のが安い上に締めやすくておすすめです。絹ならまだしもポリエステルは締めづらくて(緩みやすくて)仕方がないです
4000円〜(古着だと安いですが目利きが必要)

・腰紐  一本あればいいです。500円前後

・雪駄  男物でサイズが合えば後は好きなものを選びましょう。1500円〜かな?

お店は藤木屋さん(上野)とか福服さん(新宿・神楽坂・浅草)が相談にも乗ってもらえておすすめです。(藤木屋さんのほうがモダンでちょっと値が張る印象です。上記の範囲内ですが)



着る

ぶっちゃけここで説明するようなものでもないですが、普通にパンツとシャツとステテコを着たらこのへんこのへんを参考に着てください。
貝の口がメジャーですが、背もたれのある椅子に座ったりするとすごい勢いで緩むので、私はボドゲの時は片ばさみにしてます

お手入れ

とりあえず数時間~半日陰干ししましょう。普通の洋服用のハンガーにかけて、家に帰って脱いだら翌朝くらいまで干しておいてください。
干し終わったらこんな感じで畳みます。干しっぱなしだと生地が変に伸びたりします